体が欲しい物は体が知っている?
はじめまして。すっかり春になりましたね。
これから食に関するコラムを担当する孟希子(まきこ)です。
漢方でよく使われる五行説では春の臓器は肝。
肝は血を貯蔵し、全身に気を巡らせる働きをしています。
肝を養うことが春を健やかに過ごせる秘訣です。
体が欲しているのか、最近は香りのある香菜が
食べたくて仕方ありません。
血を補う青身のお魚や、ドロドロした血(瘀血)を解消して
くれるトマトにも心が動いています。
私は食べたい時に欲している物&旬な物を食べるのが健康の
秘訣だと思っています。
不思議ですが、体って体が欲している物がわかるみたいです。
薬膳菓子も作るのですが以前に肉豆蔲(にくずく)の
クッキーを作りました。肉豆蔲とはナツメグの事です。
スパイスが大好きなので入れすぎ・・・と反省していましたが、
意外や意外。30代後半~40代前半の女性たちに大好評!!
20代の女性、50代の女性にはスパイスが強い
という指摘を受けました。
ナツメグは肉豆蔲として生薬にも使われ、
体を温める効果があります。
試食した30代後半~40代前半の女性は冷え性が多く、
ナツメグの体を温める効能が調度良かったのかもしれませんね。
■プロフィール
孟希子☆Yaku-Zen
料理研究家 国際中医薬膳師
アメーバブログ http://ameblo.jp/yaku-zen1/