こんにちは。今日は食材の陰陽の考え方です。
食材の陰陽の分け方
まず身体を「温める」のか「冷やす」のか、という分類をすると理解しやすいです。
(さらに細かく分けると、寒、涼、平、温、熱と5つに分類されます。寒、涼が陰、温、熱が陽となります。)
陰の役目は、身体を冷やす、毒を排泄すると同時に、陰(潤い)を補います。
陽は、身体を温め、気血の循環を促し、痛みを解除します。
陰陽の食材は、どちらかだけでなく、カラダの状態に合わせ、陰を多めにしたり、陽を多めにしながら、両方が含まれるようにして、カラダのバランスを取っていくようにします。
“陰陽相生同源 ”、陰があれば陽は生まれる、陰がなければ陽は生まれない、という言葉があります。その逆も同じです。共存していて互いの力を発揮するのです。
食材の陰陽は以下の方法で分類してみて下さい。
- 寒い土地で収穫できる物は陽、温かい土地で収穫できる物は陰。
- 寒い季節に収穫できる物は陽、暑い季節に収穫できる物は陰。
- 色の濃い物は陽、薄い物は陰
- ふかふかしていたり、水分が多いのは陰、中が固くつまっている物は陽。
トマトやナスやキュウリような夏にできる野菜は陰で、カラダを冷ます作用があります。
生理中は体を冷やして血流が悪くなるので、できるだけ単品で食べるのは避け、体を暖かくするニンニクやバジルといった食材にとりましょう。
イタリア料理もうまいことできてますね。
では、チャオ。