Hello!月経.com のSatomiです。
中医学を学ぶとき
何をどう学んだらいいの?
・・・って、よく聞かれます。
いろんな学説があって
何が何やら・・わからなくなるかもしれませんね。
実は、
中医学は、
これといった一つのものではありません。
診断の解釈が学説によってまったく違って別物です。
中医学の観点から・・・といえば
皆同じかな?・・・と思われる人もいるかもしれませんが
中医師によっても、
学説によっても、
流派によっても、
対象によっても
ぜんぶ違います。
見方もやり方も、十人十色です。
じゃあ・・・・どれが正解?
と思いますよね~。
でも、正解なんかないんです。
(・・・これも現代社会では逆に新しい考え方かも??)
「人の数だけ、理論があり、方法がある」
ということなんです。
ますます、わからなくなってきますね~。
中医学は
たくさんの学説(ものさし)の集まりなんですね~
時によって・・・五臓学説
あるときは・・・陰陽学説
おまけに・・・・経絡学説
もう一つ・・・・精気学説
ついでに・・・・運気学説
などなど(他にも多々ありますが・・・)、
使い分けで勝負!
「ものさしを自由自在に駆使して弁証論治」
それが、中医学の醍醐味みたいなものなんですよ。
人によっても、状況によっても、相手によっても使い分けていきます。
ぜ~ぶひっくるめて構成するのが中医学なんですね。
だから
ぜ~んぶ学んでなきゃいけません。
西洋医学の解剖・分析・細分化した科学とは違っていってるように思います。
中医学は
太古の時代からの自然科学と自然哲学の知恵が
今でも脈々と受け継がれて、
その知恵を元に
現代に適合した新しい理論として、改良・発展し続けている学問なんです。