腹八分って??

みなさま こんにちわ! Hello!月経.comのKeikoです。

 

東洋医学では、体の機能を「肝・心・脾・肺・腎」の五つに分けます。

つまり、この五つの臓器が複雑に絡み合って、

私達の体は機能していることになります。

 

この中でどの機能が一番大切かというと、

ほとんどの中医の先生は「脾」だとおっしゃいます。

その理由は、

『脾が機能していないと、栄養のある食物や薬を体に取り込むことができないから』

ということです。

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その大切な脾ですが、脾の働きを促進するために大切なのが、

『腹八分』

 

脾の一番大切な役割は、食べ物の運搬・消化・吸収です。

これらの働きをするのに、あまり多くの物が一度に入ってきてしまうと、

脾のオーバーワークになってしまい、きちんと機能されなくなるということです。

よく、食後に眠くなったりしますが、

それは、脾が食べ物を消化吸収するのに、体内のエネルギーがお腹に集中するため、

特に頭のエネルギー不足になることから、眠くなると言われています。

まずは、

ご自身の腹八分目を知ること!!

よく、ご飯を○○グラムにして云々。。。等目安の量をいわれますが、

実際は消化カロリー等で個人差があるので、

果たしてそれがその方の腹八分なのか疑問です。

 

そこで、オススメは食べてから小腹がすくまでの時間をチェックする方法!

食べ物によって多少違いはありますが、

食べ物が胃にある時間は2〜4時間。

ですから、食べて3時間くらい経って小腹がすくくらいが

胃に入ってきた量と、消化運動・消費エネルギーのバランスが

ちょうど良いとされています。

食べる量と消費カロリーについては、ダイエットのことなどでもよく言及されますが、

実はその間にある『消化運動』を高めることが大切です。

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消化能力を高めるには、

『30回以上よくかみ、30分かけて食し、食後30分はゆったりとする』

ことです。

毎食このようにできなくても、1日に1回は、

このような余裕をもったリラックスした食事を心がけたいですね!

(リラックスした精神状態も消化活動を促進します)

 

余談ですが、健康長寿を目指すなら、

『腹六分』だそうです。

が、、、、、

まずは私の場合、腹八分をキープするところからやってみます(●^o^●)